ひとり親日記 シングルマザー

高校生短期留学の支援金制度が始まりました!(大阪府)

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ひとり親にとって1つのハードルが子どもの「留学」です。

以前のブログにも書きましたが、親の所得や学歴が子どもの教育の質に影響を及ぼすと言われている【教育格差】そして連動して夏休や長期休暇中の子どもの【経験格差】にも影響があるという問題があります。

その1つとして子どもの留学の問題に高校生になるとぶち当たります。大学生の奨学金制度は聞きますが、高校生は自治体によるもので多くはありません。

そんな中、今年の2月に大阪府が全府立高校海外短期留学支援事業の会見を行いました。

【全府立高校が海外の高校等と姉妹校提携を締結することにより、どの府立高校に入学しても海外の同年代の生徒と英語で交流できる環境を整備する。】とうものです。

具体的には、大阪府のある高校で今年7月に行われる10日間の海外研修の費用約40万円のうち10万円が支給される事がすでに決定しました。この高校は以前から海外に姉妹校があったため早々に実現したようです。姉妹校が無い高校は今から提携をした上で実現する方向です。

支給方法は他の補助金と同様に保護者が支払った後に補助金が振り込まれるという方式です。

一部支給ではあるものの、民間業者の留学と比較すると安価な上に毎日会う学校の先生が同行する安心感、また出発までには10個もの準備プログラムが設けられています。内容は留学に参加する生徒同士の学年を跨いだ交流を始め、文化の理解やホストファミリーとのコミュニケーション、帰国後の発表に至るまで充実した内容となっています。

国によっては水の供給が限られている為、シャワーは5分までと決められている家庭もあったり、普段よりはスマホの利用も少なくなるのでデジタルデトックスになったりと不便を知り、恵まれた日常を見直す貴重な機会にもなるのではないでしょうか。

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