子ども未来では、定期的にファイナンシャルプランナーさんにお越し頂きお金のセミナーを開催しています
子ども未来を応援してくださっているファイナンシャルプランナーさんなので安心!
今回は第3回目2月2日(日)の報告です。この日もまた新しい参加者が2名来られ、総勢5名の参加となりました。
テーマは社会保障制度の仕組み
ある調査ではひとり親家庭の9割が家計に不安を抱えているという結果が出ています。特にここ最近のリーマンショックからの不景気が不安を増大させているようです。
不安への解決方の第一歩は、「正しく知る事」からです。
みんなで知れば怖くない!
今回は主に老齢年金について詳しく解説して頂きました。
みなさんはご自身の年金額知っていますか?
「確か、年金定期便というのが来ていたな・・・」という方でも、実際にいくら貰えるかあいまいな方が多いのではないでしょうか。
(50歳を過ぎるとおおよその受給金額が記された用紙が届きます。)
最近、メディアでも「年金だけでの生活では厳しい」という話を良く耳にしますね。余裕を持って老後を過ごせるようにまずは自分がいくら年金を受け取ることができるかを知る事から始めましょう。
まず「老齢年金」は「基礎年金(国民年金)」と「厚生年金」の二階建てとなっています。会社員や公務員の方は厚生年金が基礎年金にプラスされるという形です。働いた事がなければ基礎年金(国民年金)だけとなります。
老齢年金 = 基礎年金(国民年金) + 厚生年金
実際はいくら貰えるでしょうか。
●基礎年金受給例
保険料を40年間(480ヵ月)納めると 老齢基礎年金 が満額の年額816,000円となります |
(未納がある場合はその部分を割って引かれます。例えば30ヶ月未納があった場合は満額480/480から未納分の30を引いて450/4480を掛けて765000円となります。
●厚生年金受給例
平均標準報酬額(30万円とする)×0.725× 厚生年金支払い期間(満額450ヶ月) |
平均標準報酬額=月収の平均値+ボーナス
どうでしたか?思ったよりも少なかったでしょうか?それとも思っていた通りだったでしょうか?
また、受給開始年齢によって受給額が変わってきます。例えば65歳から5年遅らせた70歳から受け取り開始の場合は受取額が+42%、10年の場合は+84%(最大)増えるのです。働きながら受給することもできますがその場合は収入が減ると年金も減ることになります。
自分の年金受取額が解ったら、次は「いくら足りないか」を計算し、年金以外に補填としてのNISAやIDECOなどの少額投資の利用を検討することもおすすめです。子ども未来のお金未来セミナーでは、NISA、IDECOなどの学びや質問なども扱っていきますので是非、ご参加ください。
次回は2005年4月13日(日)10:00~となっております。