子どもの貧困問題解決に興味があっても、何をすれば良くわからない、そんな気持ち分かります。
最も効果が高いのは、シングルマザーを支援している団体への寄付が有効です。
なぜシングルマザーへの寄付が有効なのか?
寄付したら、どうなるか?についてご紹介していきます。
シングルマザーの2人に1人は相対的な貧困状態である
日本で最も子どもの貧困率のシェアが高いのは、ひとり親世帯です。
ひとり親世帯の2人に1人が貧困だと言われています。
また、ひとり親世帯のうち、9割がシングルマザーであるため、シングルマザーの貧困率は、非常に多いという特徴が挙げられます。
ですので、シングルマザーへの寄付は、子どもの貧困問題を解決に直結する事は明らかです。
シングルマザーは子どもが成長に伴い教育費を捻出できない構造の下で生活している
シングルマザーといっても、全世帯が貧困状態にある訳ではありません。
子どもが成長するに伴い、どんどん生活が苦しくなるという状況になっています。
- シングルマザーはパート等で働いている事が多く収入が一定である
- 子ども教育費等は子どもの成長に伴い逓増する
- 子どもが小学生になる以降、赤字状態が続く
という形です。
実はシングルマザーの就業率は9割を超えていて、子どものために一生懸命努力されている方がほとんどです。
にも関わらず、構造的に貧困状態から抜け出せなくなっているという、厳しい現状があります。
親の経済状況を知った子どもは学びを諦める傾向が顕著である
親が経済的に苦しいとは、どんな状態なのか?子どもにどんな影響があるのか?が分かる情報をご紹介します。
相対的貧困と絶対的貧困の違い
日本で親が経済的に苦しい状態とは、相対的貧困であることがほとんどです。
冒頭に記載した相対的貧困は、絶対的貧困(飢餓状態)とは異なります。
相対的貧困は、学びたいのに学ぶお金がない、服が買えない、病院に行けない、レジャーを楽しめない等の生活を送ることを示し、一見わかりにくいという特徴があります。
親の経済的状況を知ることで学びを諦めてしまう
みなさん、想像してみて下さい、貧困家庭の下で暮らす、子どもの気持ちを。
「母親に苦労や迷惑をかけなくない」
親の経済的事情を知り、勉強したいのに諦めてしまう、子どもの数は非常に多いのです。
その特徴は、以下のアンケートにも現れています。
教育格差は職業格差を生み出し貧困が連鎖する
子どもの最終学歴の違いによって、生涯年収が異なるというデータがあります。
このデータは、親が貧困状態であると、子どもにも貧困が連鎖する可能性が高くなることを、示しています。
小中学校時代に勉強をあきらめなければ、大学進学もできる時代に変化している
シングルマザーと子どもが置かれた状況は厳しいものであるという事は、ご理解いただけたと思いますが、2020年4月からシングルマザーにとって、貧困連鎖から抜け出すために、非常に効果が期待できる「大学無償化制度」が始まっています。
大学無償化制度がある前は、貧困家庭の子どもが大学に入れたとしても、将来返済必要な借金(=貸与型奨学金)を背負って、社会に出ないといけない状況でした。
今後は、大学無償化制度さえ利用すれば、貧困世帯でも大学の入学金や授業料が免除されたり、学業に必要な生活費等を国が支援してくれることが可能になりました。
今の所、小中学校時代の子どもに関して、学びを支援する仕組みは存在していないため、小中学生の子どものサポートを、寄付で実現することで、子どもの貧困問題が解決される可能性は、非常に高まるようになっています。
小中学生の子どもが有名塾に実質6割引で利用できる、当団体へのご寄付は、非常に有効ですので、ぜひご協力お願いします。
まとめ
2人に1人が貧困状態になっているひとり親家庭を支える事で、子どもが貧困状態から抜け出すサポートが実現できます。
- ①子どもが貧困状態から抜け出せず、成人して生活保護等で税金を使わざるを得なくなる
- ②子どもが貧困状態から抜け出すことで、自立して家庭を築き、納税者となる
本来なら①の道を歩むはずだったのに、②の道を歩めるようになった。
そういう状況を実現できるので、シングルマザーへの寄付は、未来の子どもへの投資だと断言できます。
当団体は、そういった状況を叶えるために活動していますし、いつもご寄付で支えていただける皆さまには感謝しています。
皆さまもぜひ、できる範囲で未来への投資に参画いただければ嬉しいです。