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『ひとり親日記』卒業パーティーに参加しました

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今年中学校を卒業する長女、私、次女の3人で
卒業パーティーに参加させて頂きました。

お手伝いも兼ねての参加でしたが、
想像を越えた感動の時間を過ごさせて頂くことになりましたので
ご参加頂けなかった方の為にも当日の様子をお伝えさせて頂きます。

優しいピアノの生演奏が会場を流れる中、
子ども達と保護者で風船やモールなどを手に取り、
ああだこうだと言いながら飾り付けを行い招待させて頂いたサポーターの方々を待ちました。

突如、「卒業生からのメッセージ」を子ども達一人ひとりが発表することになり、
準備した文章も無いままどうなるかと思いましたが
そんな心配をよそに子ども達は、
自分の言葉でぽつりぽつりと未来の夢やサポーターの方々へのお礼を言葉にしていました。
決して上手なスピーチではないけれど、
本当の心からの言葉だと感じられ、
会場にいるみなさんが温かい気持ちになったひと時でした。

その後にはサポーターの方々からメッセージとなりましたが、
印象的だったのは
「子ども達のメッセージを聞いて用意してきた文を読むのをやめました」と
その場のご自身の言葉で話された事でした。
本当に嬉しい限りです。

そして...まさかの保護者のスピーチ。
全く知らされていなかったので正直驚きましたが、
ひとり親である一ひとりのお母さん・お父さんが語られる内容は、
サポーターの方々への感謝と、自身の厳しい生活実態でした。

それは私たちひとり親にとっては日常で、
厳しくとも子ども達の笑顔の為に強くいなければという
意識で過ごす当たり前の日々です。

しかし、
改めて他の人の言葉で聞くと
自分の経験と重なり涙がとまりませんでした。

涙がとまらないままのスピーチとなりましたが
改めて私のスピーチをこちらにて紹介させて頂きます。

「いつもありがとうございます。
私の娘はコミュニケーションの難しさや場面緘黙があり、
子ども未来で行われている毎学期の面談でも当初、
一言も口を開くことが出来ませんでした。娘がそのような状態でも代表の辻本さん、
専務理事の本田さんは焦らすことも無くただ、ただ待っていてくださいました。
一年経った頃には娘も口を開くようになり、
今では冗談や愚痴などの本音までもが出るようにまでになりました。
信頼感ができたのだなと実感しています。
また、サポーターの方々には塾費用の支援をして頂いていますが、
とても良い塾に通うことが出来、
勉強だけでは無く自宅以外の安心できる居場所となっています。
授業の無い日も自習室を利用しています。
このように皆さんのおかげで信頼できる大人と出会えた事が一番の感謝です。
本当にありがとうございました。」

今後ともどうぞよろしくお願い致します(*^_^*)

 

 

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