先日、子ども未来の面談に行ってきました。
子ども未来では支援を受けている保護者と子どもが1年に3回、
毎学期ごとに代表理事の辻本加平さんと
専務理事の本田貴士さんと面談を行います。
今回面談時に持参するのは「今年がんばったこと、来年がんばること」を書いた用紙、そして成績表です。
我が家の子どもは、それぞれ性格も科目の得意不得意も全く違うのですがそれに対して
辻本さん・本田さんが叱ったり注意することはありません。
成績や点数の数字にこだわらず、子どもの「努力したところ」「自分で気づいたところ」など、ほんの些細な成長をつたない子どもの言葉から巧みに拾い上げて認めてくれるのです。
勉強だけでなく趣味や友達との交流の話も笑顔で受け止めて頂き、なかなか言葉が出ない子どもにもゆっくりと「待つ」ということをしてくださいます。
数年前、お二人に出会った当初は緊張でガチガチだった子ども達も今では冗談も言えるような間柄になっています。
先生でもなく、友達でも無く、人生の先輩といった関係でしょうか。
毎回、面談の帰り道は子どもたちはスキップをしています。
辻本さんはコーチングを学ばれた傾聴のプロでもあり、本田さんは長年学習塾の講師・経営者として多くの子どもたちを見ているので
たった30分話しただけで「受け止めてもらえた」と感じているんだなぁといつも感じます。
最近、ひとり親になった友人に子ども未来を紹介したところ、こんなメールが届きました。
「面談に行ってきました。
とても素敵な方々で話せて気持ちが安らぎました。
紹介してくれてありがとう!」
離婚時は多くの母子が身ひとつ、食器や車も無いままに家を出ることが珍しくありません。
特にこの寒い冬には精神的にも不安になります。そんな時に子ども未来と出会い、1組でも多くのひとり親家庭に穏やかな時間が訪れるといいなと思いました。