74才と6ヵ月になりました。まだまだ心と体は若いので、未来が語れます。
若さの源は、健康な体に生んでくれた親のお陰と、私の考え方、行動によると思います。50才代頃「永遠に生き続けると思って学びなさい、身体をいたわりなさい」という言葉に出会い、今もそこそこ実践中です。病気は10年前から始まっているようです。
10年後の元気のためにできるだけ体に良いことを今も行っています。「健康管理も実力の内」ですね。
さらに学びの方も、新聞、書物に目を通して、多くの方と出会い、好奇心におとろえはありません。
コーチング、カウンセリングの学習も続けながら、「人間」と、「幸せ」の研究を行っています。
しかし残念ながら歳を取ると体の機能が低下します。目がかすみ見にくい、耳もテレビの音量が高くなってます。トイレも近くなり、物忘れも多くなり、3日前に出会った人の名前が出てきません。
このように身体機能にマイナスが出て来てますが、ありがたい事にプラスも沢山あります。
歳を重ねると濃密な情報と体験からの学びが集積されていきます。今まで分からなかった様々な心境の変化、「あっそうなんや」「そういうことか」という新たな気付きもよくあります。相談されたことに対して、決断も早くなったように思います。これらの学びは最高です。
いくつになっても成長が実感できます。74才の発展途上人です。人生は熟れないで、いつまでも「青い」ままでいます。
今日まで74年間、歴史の流れを眺めて来ました。もしあと30年以上生き続ければ、何が起こるのか、日本の国力は、中国の国家戦略は、北朝鮮の体制崩壊は等々。これらの歴史の目撃者になれることは喜びです。そこから私は、人間は何を学ぶのか、興味がつきません。歳取ることは楽しみですね。頭の固い老人ではなく、創造的な老人を目指します。
今日から7冊目の本『加平ちゃんの言いたい放題』 74才になって『学んだこと』が始まります。
果たして言いたい放題が出来るのか、不安を抱えながら旅はスタートです。期待、半分ぐらいでお願いします。
認定NPO法人「子ども未来」代表理事 辻本加平