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代表辻本加平の現在の想い

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代表理事の辻本加平です。

NPO法人 子ども未来は2018年4月24日からスタートしました。
それから早くも3年目となりました。

ここで立ち上げた経緯と現在の私の想いを
皆さんにお伝えしたいと思います。

 

「ご恩返し」と「人の子どもの面倒をみる」ということ

私は2018年に地元堺で子ども食堂をスタートさせました。
さらに2019年にNPO法人子ども未来を立ち上げました。

この二つの活動をはじめた動機は二つあります。
私は23才で塾を作り大手塾に成長、私の人生は保護者、子どもたちのお陰です。

そのご恩返しが一つ目です。
もう一つは、私たち夫婦は残念ながら子どもに恵まれませんでした。
子どものいない夫婦は、他の人の子どもの面倒を見ないといけない」という言葉を実践しています。

 

私の中での二つのストーリー

同級生に寄り添えなかった悔しい気持ち

 

私の心の中に強烈に刻まれている二つのストーリーがあります。
一つ目は中学3年生、野球部の時です。同級生に泉谷君がいました。彼の父は病気で亡くなり、お母さんと二人暮らし、当時の日本はまだまだ貧しくて、福祉も何もありません。お母さんの内職で生活、泉谷君はいつも隠れてお弁当を食べていました。グローブも紙のような安物です。中学卒業後は就職すると伝え聞いていました。夏の暑い夕方、練習が終わり水飲み場で私は彼に「これからの世の中、定時制(夜間)の高校ぐらい行ったら」と伝えました。すると彼は悲しそうな顔で私をにらみつけました。50年以上たっても忘れられないシーンです。

 

子どものやる気に寄り添えなかった気持ち

 

二つ目は、もう一度教育現場に戻りたくて、コーチングを中心とした塾を60才でスタートさせました。ある時、5年生のA子ちゃんが「友達連れて来ていい」と言われたのでOKを出しました。友人のB子ちゃんはとても素直で、勉強熱心な子どもでした。A子ちゃんは「B子ちゃんは母子家庭、入塾できないと思う」とのことでした。塾には2回来ましたが、3回目はなかったです。あの時、「月謝はいらないから」と言わなかった自分がとても情けなく思っています。

 

一人親家庭の実情

一人親の家庭は、親が生活費を稼ぐため必死です。子ども達は小学校高学年、及び中学生になると、勉強が分からなくなる子どもが増加します。友達のように私も塾に行きたいと思っても、働きづけの親を見ているとあきらめてしまいます。

親も子どもにやる気はあっても「塾に行きなさい」とは言えません。「学校の先生に教えてもらいなさい」と言うのが精一杯です。

でも今の学校にはそのような文化があるとは思えません。学校の授業も騒がしいようで、勉強する雰囲気を先生は作り出せていません。

結果的にほったらかしにされた子ども達は「勉強に興味をなくす」「意欲がわかない」「自信を無くす」となります。「私って出来るねん」という自己肯定感が育たないまま、社会に出て行くことになります。

成績向上させることが目的ではなく、
「学ぶ喜び」「努力する能力」「目標に向かう力」、すなわち生きる力を育てることが目的
です。

 

代表辻本加平の現在のライフワーク

親、子ども達と年3回の面談をさせていただいています。たまに叱ることもあるのですが、たくさん褒めています。

大変なお母さんの心のケアーも心がけています。塾に入って成績が向上して、自信をつけてくれた子ども達と会うのが楽しいです。子ども達に伝えていることは「塾の通学費6割引きの制度は、ご寄付をいただいている温かい大人の方々のお陰です」と。
そしていつか、子ども達が皆様と同じようにサポートできる大人に成長してくれることを願っています。
私も私財を提供して無給で活動中です。遺言状を作成して、私の財産すべてはNPO法人 子ども未来に遺贈します
温かいサポートをいただいている皆様、本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

 

最後に

泉谷君、B子さんは、その後どうされているのか不明です。あの日の私の反省は、今大きなエネルギーになっていると伝えたいです。
「親の経済格差」を「子どもの教育格差」にしてはいけません
私の想いをまとめた3分間の動画もできました。
ご覧ください。

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